ヴィリニュスの、ナポレオンが惚れたという教会に行った
リトアニアのヴィリニュス旧市街にはたくさんの教会がある。その中でも有名なのが世界遺産にも登録されている、このSt. Anne Church(聖アンナ教会)。



この教会はリトアニアに唯一残る後期ゴシック様式の教会で、ナポレオンも1812年のロシア遠征時に聖アンナ教会を見て「フランスに持ち帰りたい」と語ったとも言われている。
14世紀初めに建てられた後、16世紀に改築され今の姿になった。赤いレンガが特徴的で、火焔式ゴシック建築の傑作とも称される。30種類以上のレンガが使用されているらしい。
この教会、しまっていることが多くて今まで一回も中に入ったことがなかった。聞くところによると、普通に日曜日の朝も開いているし、その他の曜日も決まった時間開いているらしい。知らなかった。
中の入り口のドアにはステンドグラスがあしらわれている。

中に入ると…

この部屋はお祈りをする人だけが入れる。

面白い話を聞いた。
キリスト教の教会には、イエスキリストの隣にこういう身体の一部を形どったものが飾られていることがある。(写真は違う教会。見えないが、上の写真のイエスキリストの隣にも飾られている。)

これは買うことができて、例えば、心臓が悪いならハート形のを、脚が悪いなら脚の形のを買ってお祈りするらしい。また治ったら持ってくるとかなんとか…。教会運営の資金になるんだなあ~と感心した。宗教はよく分からないが、こういうのを見ると、ぶっちゃけ巷の民間療法と変わらないのでは?と思ってしまう。
パイプオルガンもあった。

折り鶴だ…!

中はこんな感じ↓





